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家具と人生 ~ 冷蔵庫に情緒はあるのか ~

公開日 2026/02/23 更新日

こんにちは。社長の小川登志洋です。
今日で58歳。家具屋歴35年になりました。

最近、ソファの張替えやダイニングチェアの座面の張替え、チェアのフレームが緩んでしまったための組み直し、テーブルの再塗装など、長年愛着を持って使ってこられた家具の修理のご要望がとっても多くなっています。


▲Before 張地が裂けて 中のウレタンも傷んでしまっています。


▲After 全く表情の異なる新しい張地をチョイス。ウレタンも新品に交換して掛け心地も復活しました。

 

ダイニングチェアなどは15年とか20年、時には30年もお使いになったものを持ってこられるお客様もいらっしゃるほどです。

しっかりした家具は、家電、自動車など他の代表的な耐久消費財と比較しても、格段に長い時間使用することができますね。


▲Before 座面の革にヒビが入って黒ずんでしまっています。背もたれの籐も破れてひどく傷んでいます。


▲After コストも重視して合成皮革の座面に張り替えました。籐の背もたれも きれいな状態に。

 

例えば10年使った冷蔵庫の調子が悪くなったとき、これを修理して使おうと考える方は極めて少ないような気がします。

一方で家具の場合は、愛着を持って使われている方が多く、具合が悪くなったからと言って ひと息に買い替えてしまう という決断が躊躇され、修理して使えるなら…という感じなのでしょうね。


▲Before 小さな凹みやキズが全面に広がっています。塗装の劣化による汚れの付着もあります。


▲After 一皮むけて栃(とち)の木の美しい木目(リップルマーク)もよみがえりました。

 

お客様と修理方法などをご相談する中で、お求めになった当時の時代背景や、ご家族の歴史的なお話を懐かしそうになさる方も少なくないです。

まさに「家具は人生とともにある」と言っても過言ではありません。

 

冷蔵庫はお客様の人生とともにありますでしょうか? 洗濯機はいかがですか?

同じ耐久消費財でも、家具はちょっと性格が異なっていて、とっても情緒的な道具だと思います。

 

思い出、愛着のある家具の修理をお考えのお客様、ぜひ当店までご相談くださいませ。

 

 

で、

良い人生は、良い家具 とともにあると思うのです。

 

 

2026.2.23 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

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