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家族の絆と共に次の世代へ受け継ぐもの

 

洋服ほどハッキリしていませんが、家具の品種にも需要に季節変動があります。

一般的に寒くなってくると生活空間が床に近づいて(低くなって)いきます。

逆に暑い季節は床から離れて高い位置に移行していく傾向があります。

こたつ(低)➔ソファ(中)➔ダイニングチェア(高)というような具合です。

 

また寒い時期は暖色系の商品が多く支持を得るのに対して、暑い季節は涼し気な寒色系がよく売れます。

お客様にはこの辺を少し頭に入れておいていただいて、

一年中使用する家具ですので季節に左右されないように選ぶのも上手な家具の選び方のコツでもあります。

 

普段大きな割合を占めない品種でも、季節によって集中的に受注が多くなるものがあります。

この季節はなぜかドレッサー(鏡台)の需要が高まります。

何年仕事をしていても、その理由は全く分かりませんが、毎年同じ傾向です。

不思議ですけど、考えることはみんな同じなんですかね???

 

で、もう一つ8月~9月にかけて大変多くなっているものの一つが、ソファやダイニングチェアの張替えのご要望です。

これも季節替わりという程度しか理由らしい理由は見つかりませんが、やはり不思議な傾向です。

 

家具はある程度のものをお求めいただければ、長期に渡って使用できますので、

お求めになったコストを使った年数で割っていただくと、意外と微々たる金額であることが少なくありません。

 

しかしながら、一度の出費としては無視できない「高価」なものですし、

物質的に「大きい」、選ぶのが「大変」、捨てるのが「もったいない」、「愛着」があるなどの理由で、

そう簡単に買い替えという訳にもいかない場合が多いようです。

 

当店では家具には「家族の絆と共に次の世代へ受け継ぐもの」という側面があることを踏まえ、

お客様の期待に添うべく、家具の修理も承っています。

 

当店でお求めいただいた家具かどうかは問いません。

お見積りは無料ですので、家具についてのお困りごとは是非一度ご相談いただければと思います。

 

これまで数多くのソファ、ダイニングチェア張替えをさせていただきましたが、

一例を写真でご紹介してみます。

形だけではなくて、掛け心地も復活しますので、お買い替え前にご一考いただいいてもいいのではないでしょうか?

 

修理前

修理後(ソファの張替え)

 

 

修理前

修理後(ソファの張替え)

 

 

修理前

修理後(ソファの張替え)

 

 

修理前

修理後(ソファの張替え)

 

 

修理前

修理後(座卓の再塗装)

 

 

修理前

修理後(桐箪笥の削り直し)

 

 

修理前

修理後(ソファの張替え)

 

 

修理前

修理後(ダイニングチェア 背もたれ籐の張替え、座面の張替え)

 

 

修理前

修理後(ダイニングチェア 背もたれ籐の張替え、座面の張替え)

 

 

 

修理前

修理後(ダイニングチェアの張替え)

 

 

修理前

修理後(掛軸の染み抜き、表装直し)

 

 

修理前

修理後(ダイニングテーブルの再塗装)

 

 

修理前

修理後(ソファの張替え(座面のみ))

 

 

 

修理前

修理後(テーブル天板の再塗装)

 

2018.9.21 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

 

 

 

 

 

告白

 

家具材料として有名で、貴重、高価な「ナラ(楢)」という木があります。

重厚感があって、木目がきれい、硬くて接着性も良いと言われています。
業界の諸先輩方やメーカー関係者からもそのように聞いてきたし、このことに異を唱える人は今まで聞いたことがりません。

 

でもかなり前から「本当に家具の材料として適しているのだろうか?」と疑問に思ってきました。
もし自分が買うとして、例えばナラの椅子が欲しいかというと…

 

どのような世界にも「触れちゃいけないこと」が多かれ少なかれ存在しますよね。

だからこんなことを言うと業界追放!になりそうです^^;

 

重厚感。確かにその通りだと思います。
「感」というか実際に「重い」です。

特に椅子に使うと何とも取り回しが良くないものが多いような…

 

木目。確かに柾目には虎斑(とらふ)と呼ばれる美しい木目が出ることもあります。
でも虎斑の現れない柾目部分や、その他の板目部分は肌が粗くて触れた感触がよくありません。

曲木に適しているとも言われますが、曲げると特に肌の粗さが目立ってきます。

まあ強度は高いですが…

 

▲時としてナラの柾目に出現し珍重される木目、虎斑(木目に対して直角方向に虎のような模様が分かるでしょうか)

 

硬い。確かに硬いです。
でも木の温もりを感じるかというと、家具材料の中ではハードでなんとなく冷たい感じ?

 

接着性。私の経験では比較的接着剤の効き目があまくなるのが早い感じがします。
特にダボ継ぎをした場合など。

金属部品を取り付けた場合でも、杢理の粗さからか比較的短期で緩んでしまうことが多いように思います。
いわゆる有名メーカーの商品でさえも、です。

 

あぁあ、言っちゃった。

誰かに怒られるかなあ…好き嫌いの範疇ですかね?

そうでもないような気がするんですが…

 

賛同できる業界の方がもしいらっしゃったら、こっそり連絡ください。

 

もう削除しようかなあ…

気弱なもので…

今日は…が多くてスミマセン…

秋だからかなあ…

 

でももう一つ、「ポケットコイル」についても告白があるんですよねぇ…

それはまたいつか。

 

2018.9.10 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

布張りソファの使い方のご提案

 

ソファを検討される際にまず迷うのが、どんな表面素材を選ぶかではないでしょうか?

 

布、革、合成皮革、最近では「ファブリックレザー」なんていう布だか合皮だかハッキリしないもの?まで出現しています。

 

いろいろありますが、個人的に一番お奨めなのは布張りです。

どの素材にも一長一短がありますけど、ソファは「寛ぐ」ための家具ですから、

 

①夏場は座っている人の体温を逃がしてくれる

②冬場は温かみがあって近寄りやすい

③しなやかでフィット感がいい

④腰掛けて脱力しても、布と洋服との摩擦が強く姿勢が崩れない

 

といった布張りのメリットは大きいです。

 

同じ革張りでも素材の優劣がありますので一概には言えませんが、

布張りのメリットの反対が革のデメリットと言えば、当たらずも遠からずといったところでしょうか?

 

一方で布張りのデメリットとして真っ先に挙げられるのが「汚れ」です。

 

汚れを防ぐためにソファをすっかり包んでしまう汎用カバーもありますが見た目がイマイチですし、

ある程度のグレードのソファで気に入った生地を選んで作った場合などは、

せっかく選んだ布の色や表情が全く意味をなさなくなってしまいます。

 

で、汚れをどうしても気になさるお客様に私がお奨めしているのが、こんな感じの使い方です。

 

 

各ソファに掛けてある布は実はカーテン生地で、当店で販売しているオーダーカーテンの生地で廃盤になってしまったった分です。

 

こんなふうにソファ全体を覆うのではなくて、汚れやすい部分に本体のソファの張地を見せながら一部分に掛けていただくと、

チープな感じもしませんし、チョットおしゃれでもあります、はい。

 

写真のように背と座の形状が比較的シンプルで、置きクッションの構造になっているソファですと布をしっかりと掛けやすいですし、

座って立ち上がったときでもカバーとなる布の乱れがほとんどなくて済みます。

 

汚れやすい座面のみに長く横方向に掛けてもいいですね。

 

また、掛けるカバーの色や柄によっては季節感も演出することもできますよ。

 

いかがでしょうか?

 

ただ今、カーテン生地の柄展開をリニューアルしているメーカーがありますので、

廃盤のカーテン生地(オーダーカーテン用ですので、結構いい生地です)がたくさんあります。

 

概ね150cm×200cmくらいなものが多いのですが、500円(税込)/1枚 で販売中ですので、

ご自宅のソファに合う生地を探しに来られてみてはいかがでしょうか?

 

2018.7.23 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

 

緻密な仕事

 

針箱のご注文をいただきました。

 

当店のある北本市はおいしいトマトの産地として有名です。

野菜に産地があるのと同じように、実は家具にも産地があります。

 

針箱のような和風小物家具の産地として有名なのが静岡県で、こちらの針箱も静岡県産です。

 

 

和裁が趣味のお客様からのご依頼で「今使っているものが傷んでしまったが、出来れば全体の大きさや引出しの配置などが今使っているものと変わらないものが欲しい」とのことで、いろいろ探した結果、やっとご納得いただけるものが見つかりました。

 

現在お使いのものには持ち運び用の取っ手は付いていなくて、側板にほんの少し切り欠き部分があり、

そこに指を引っ掛けるようにして両手で運ぶタイプのものでしたが、

どうしてもそのようなタイプは見つからなくて、取っ手付きをご用意させていただきました。

その代わり、引出しの配置や大きさなどは、現在のものとほとんど変わりません。

 

材料は「黄肌(キハダ)」という木で、「欅(ケヤキ)」に似た美しい木目を持っています。

全面ともに一枚の材料から製作しますので、ご覧の通り引出しから引出しに掛けて、きれいに木目が続いているのがお分かりになりますでしょうか?

 

背面もきれいな一枚の板目です。

 

内部にはいろいろと細かい仕掛けがしてあって、和裁をやられる方には本当に至れり尽くせりの重宝な箱ですよね。

ちなみに塗装は漆になっています。

 

静岡県はプラモデル産業、楽器産業も有名ですが、このような小さな家具を緻密に作ることが出来るという伝統が、

プラモデルや楽器作りの基礎になっているのかも知れません。

 

ソーイングボックス(針箱)という品群も最近ではアイテム数が急激に少なくなってきて、

その少ない中で海外生産にシフトしている部分もあるので、国内産業としては縮小の一途であることは間違いないと思います。

 

 

 

「緻密な仕事」がお客様の手元に届く道筋の最後の役割として、引出しが滑らかに使えるようにロウを塗ってお届けしました。

どうか末永くご愛用くださいませ。

 

「小さな家具の緻密な仕事」が少ない場面でもいいのでこれからも人々に愛され、

そして技術が確実に受け継がれていくことを家具人の一人として願って止みません。

 

2018.7.14 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

祭りの後

 

6月16日(土)~18日(日)の三日間、「手織り絨毯展2018」を開催しました。

 

「商品点数200点以上」ということで告知してきましたが、あれもこれもと追加するうちに

結果350点以上の品揃えとなりました。

 

ご来店いただいたお客様には、機械織りにはない織り手の気持ちのこもった一紡ぎ一紡ぎをご体感いただけたのでないかと思います。

お忙しい中、足をお運びいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。

 

毎年2月開催の「掛軸展」のときもそうですが、「祭りの後」と言いますか

会場を元の売り場に復旧するときは、また一年この素晴らしいインテリアに会えなくなると思うと

何とも言えない寂しさみたいなものがあります。

 

余韻に浸りたいので、今回の会場の風景をアップしておきます。

 

(注)↑「馬」は絵ではなくて絨毯です。

(注)↑絵ではなくて絨毯です。

 

そして片付けが終わると

 

 

 

なんか寂しいです。

 

 

 

 

 

来年も素敵な絨毯に会えますように。

 

2018.6.25 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

当店の取扱いメーカー

 

家電や自動車産業と違って、家具産業は中小の手工業的なメーカーが大変多いのが特徴になっています。

当店の取引先も200社を超えていますが、取扱い可能な主なメーカーを列挙しておきたいと思います。

 

 

アーリータイムスアルファ

 

アサヒ

 

朝日木材加工

 

綾野製作所

 

アンネルベッド

 

一生紀

 

イバタインテリア

 

ウィドゥスタイル

 

岡家具工業

 

オカムラ製作所

 

カイバラ工芸

 

柏木工

 

カリモク家具

 

河口家具製作所

 

起立木工

 

グランツ

 

コイズミファニテック

 

古賀家具工業

 

サータ

 

境木工

 

札幌ファニシング

 

シェララフィア

 

シギヤマ家具工業

 

シモンズ

 

新象

 

杉工場

 

シラカワ

 

すえ木工

 

関家具

 

園田産業

 

第一産業高山本店

 

大雪木工

 

タカセインテリアコーティング

 

高野木工

 

筑波産商

 

東馬

 

ドリームベッド

 

日進木工

 

日本フクラ

 

日本ベッド

 

橋詰家具

 

馬場家具

 

パモウナ

 

パラマウントベッド

 

光製作所

 

HIDAKAGU

 

飛騨産業

 

冨士ファニチア

 

プラッツ

 

フランスベッド

 

松田家具

 

丸田木工

 

ミキモク

 

モーブル

 

モリタインテリア工業

 

ユーカス

 

レグナテック

 

 

という感じでまだまだたくさんあるのですが、キリがないのでこの辺にしたいと思います。

もし「○○家具の商品が欲しい、見たい」ということがありましたらご相談くださいね。

全てのメーカーの全ての商品が手に入るという訳ではありませんが、お役に立てるように最大限努力いたします。

 

2018.5.28 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

 

 

 

 

♪しあわせ~ってなんだ~っけ、なんだ~っけ

 

「消費の二極化」の傾向が益々強くなっているように感じています。

本来、家具は生活必需品ではなくて贅沢品に分類されるんですかね?

 

でも最近は「贅沢」ということでもなくなってきているような気もするし…

 

ひと昔前に比較すると、特に情報通信機器に対する消費支出の人々の考え方がガラッと変わったように思います。

スマートフォンやパソコンについては、エンゲル係数みたいな指標があるのですか?

スマホは憧れて手に入れるものなのかなあ???

クルマはどうでしょうかね?

 

当店の基本スタンスとしては家具は「憧れて手に入れるもの = 幸せのひとつのカタチ」というふうに考えています。

 

 

懐かしいCMをどうぞ^^;

 

週末は暑くなりそうですね。

皆さま、体調にご注意くださいませ。

 

2018.4.19 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

スノコ床板 VS 布張り床板

 

「通気性が良いスノコ床板はベッドフレームを選ぶ時の最重要ポイント」

特にネット上などではまことしやかに言われているフレーズです。

 

対面販売の専門店でも同じような説明をされているお店が少なくないように思います。

 

どういう意味でしょうか?

マットがカビになるのを防ぐから?

 

たいていの場合はネット上に掲載されているその商品を売りたいがためのただのセールストークです。

すのこはスカスカ(?)していますので、見た目にいかにも通気性が良さそうで、お客様を簡単に納得させやすいです。

 

 

ところで皆さま、旅行や出張でベッドでの宿泊経験はたくさんあると思いますが、

ホテルで使用されているベッドフレームをよくご覧になったことはございますか?

 

私は仕事柄、ホテルに宿泊したときはシーツを全て剥ぎ取って、マットとフレームのチェックを欠かしません。

で、 今までただの一度も スノコ床板のフレームに出会ったことはありません。

 

当たり前ですがホテルは不特定多数の方が利用されます。

マットの上をぴょんぴょん飛び跳ねる元気なお子様だったり、身体のがっちりした汗っかきの外人さんだったりです。

 

スノコ床板は通気性が良いと思われるのに、なぜホテルは採用しないのでしょうか?

 

 

マットにカビがはえる原因は、実はマットの下面(身体が乗らないほうの面)がどのような温度になっているか?に因ります。

 

例えばマットをフローリングの上に直(じか)に敷いて寝ますと、特に冬など外気温の低い時期は、

新陳代謝が子どもに比べて少ない大人でも数日でカビになることがあります。

 

これは一般的に床の温度がマットの内部の温度に比べて極端に低いからで、

マットの中をゆっくりと下りてきた湿気(気体)は、冷たい床で冷やされているマットの下面に到達したときに水(液体)になります。

 

一度液体になりますと、そう簡単には気体に戻りませんので、その水分がカビの温床となるのです。

 

大事なことはマットの下面の温度を下げないことです。

(なので床暖房のお部屋に直にマットを敷いてお休みになってもカビの面では全然大丈夫です)

 

わざわざ温めなくてもいいのですが、要するに冷たい床からなるべく離れた(高い)位置(と言っても20cmもあれば十分です)にマットを設置することだけで、カビは防げるのですね。

 

畳の上にお布団を敷きっぱなしにしても比較的カビになりにくいのは、畳面がフローリング面に比較して一般に温度が高いからに他なりません。

 

「お部屋が広く見える」「かっこいい」なんていうキャッチコピーで、床面高さが10cm程度の超ロータイプのベッドフレームがありますが、

それこそマットの下面の温度が低くなりがちですので、こういうベッドフレームを使われるお客様はカビにご注意ください。

 

余談ですが床から30cmくらいまでの高さはハウスダスト密度が極端に高くなっていますので、

本当はもう少し高い位置で寝て(呼吸して)いただくと気管支や花粉症にも良いです。

 

また、マットの外装はビニールで出来ているのではなくて布製になっていますので、
マットに座った瞬間にマット内の空気はほぼマット全面から放出されますし、
マットを離れた瞬間にほぼ全面から空気を吸入しています。

 

マット内の空気は、常に入れ替わっていて通常のご使用(特に吸放出性のよい天然繊維のシーツやパットを使用した場合)でしたらカビがはえるほど高い湿度になることは考えにくいのです。

 

 

 

話があっちこっちに行きましたが、個人的にはスノコ床板はあまり好きではありません。

 

一概にスノコといっても製品による優劣は結構激しいのですが、低いグレードのスノコは

 

①強度が低い(薄っぺら)

②バリ(木目のささくれ)が出てマットを傷つけることがある(マットの生地を引っ掛けてしまう)

③灰汁が出てマットを汚すことがある(一般にマットが黄色っぽく縞々になってしまいます)

 

など、特にネット上などではあまり説明されていないマイナス面が少なくないからです。

 

前述の「なぜホテルはスノコ床板のフレームを採用しないか」の答えはこの辺にあるように思います。

 

▲マットのずれ防止のため表面を波型に加工し、十分に灰汁抜きした上、強度も高めた厚板の桐無垢材スノコ

 

 

 

一方、布張り床板(特に不織布で張ったもの)は上記のようなマイナス面がなく、

マットがずれにくいといった優れた面も持っているのですね。

布を張ることで、マットとの接触面の温度を保ちやすいということもあります。

 

▲不織布張りの床板(防ダニ・抗菌加工済み)

 

私はもう20年くらい同じベッドフレーム(布張り床板)を使っています(マットは途中で買い替えています)が、

一度もカビの経験はありません。

 

 

ということで結論を言いますと、スノコ床板かどうかはベッドフレームをお選びになる際のキーポイントにはなりません。

スノコ床板が悪いという訳ではないのですが、たまたま気に入ったフレームがスノコ床板だったら、それはそれで良しという程度です。

(もちろん強度などはお店の人に良く聞いてご検討くださいね)

 

毎度のことながら上手くお伝えできたかどうか不安ですが、何かご質問がございましたら何なりとお願いいたします。

 

今日は スノコ床板 VS 布張り床板 というお話でした。

 

相変わらず寒い日が続いています。

お風邪など召しませんように。

 

2018.1.27 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

 

 

 

 

 

 

 

あけましておめでとうございます。

 

あけましておめでとうございます。

旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

 

本年も「相談しながら安心してお買い物ができるショップ」を目指して、

スタッフ一同 一丸となって努力して参ります。

 

本年もなお一層のご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

△初売りチラシNo.58~62 「落ち着きある大人の時間を愉しむ」リビングダイニングセット

 

2018.1.2 有限会社小川家具店 スタッフ一同

一年間のご愛顧、本当にありがとうございました。

 

皆さま、2017年 一年間のご愛顧、本当にありがとうございました。

本年最後のお客さま Nさまには、素敵なウォールナット材のテーブルをお求めいただき特別の感謝申し上げます。

 

 

2018年も皆さまにとってさらに良い年になることをお祈りいたします。

 

 

新春は1月2日(火)10:00~「新春 初売り」で皆さまにお会いできることを楽しみにしております。

 

良い家具と巡り逢えますように。

 

 

 

2017.12.31 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

リビングダイニングセットは本当にリビングダイニングセットか?というおはなし

 

ソファにも食卓にも使える!ソファとダイニングセットの機能を一つにして、お部屋を広く使おう!

最近流行りのリビングダイニング(LD)セットにありがちなキャッチコピーです。

なかなかカッコいいですよね。上の商品(LDセット)はまもなく展示予定です。

 

LDルームに食卓とソファ、両方置こうとすると手狭になるので、一つで済ませようという考え方はとても良いと思います。

またいつかお話しすることがあると思いますが、家具を購入しようとするときに、一つの目的のために一つの家具を買うというのはあまり良いことではありません。

 

テレビを置きたいからテレビ台、パソコンをしたいからパソコンデスク、FAXを置きたいからFAX台、絵本を整理したいからカラーボックス、というふうにやっていくとお部屋がめちゃくちゃになるだけでなく、コスト的にも実は非常に不利です。

 

一つの家具を使って、あれと、あれと、あれを兼用出来ないかな?と考えて選ぶのが賢い買い物です。

 

あっ、すみません。今日はLDセットのおはなしでした。

 

LDセットはまさにソファと食卓の機能を兼用した商品になるわけですが、このLDセットに限って「どちらにも使えます」には大変ギモンを持っています。

 

何をもってLDセットというのか?は色々な考え方があると思いますけど、例えば椅子の座面高はソファ→LD→ダイニングチェアの順に高くなりますし、座面の奥行きは同じ順番で浅くなっていきます。

 

いわゆるソファの前で使うセンターテーブルの高さが40cm前後に対して、LDのテーブルは60~65cm、ダイニングテーブルは70cm前後となります。

 

食事や勉強をするのに適した椅子とテーブルの関係から食卓(ダイニングセット)の寸法体系が出来ていますし、寛いだり、ゆっくりテレビを見たりするのに具合がいいようにソファの寸法体系が出来ています。

 

で、LDセットは単純にその中間くらいの寸法体系で出来ているといって良いと思います。

ということは、

 

一般的にLDセットは、正しい姿勢で食事するという視点から見ると、通常のダイニングセットの50%くらいの満足感を得られます。
一般的にLDセットは、ゆっくりと寛ぐという視点から見ると、通常のソファの50%くらいの満足感が得られますというのが正しい説明です。

 

「どちらにも使えます」は裏を返すと「どちらにも満足には使えません」とも言えるのですね。

 

LDルームに十分な広さをお持ちのお客様は、ソファと食卓をキチンとご用意いただくことをお奨めします。

その際は例えばカチッと座れるダイニングチェアと、対照的にフワッと柔らかいソファ、といったように掛心地にはっきりとしたメリハリのあるものをお選びいただくと良いと思います。

 

家族の人数や間取りにもよりますが、LDルームがどうしても8帖以下になってしまう、というお客様の場合はLDセットをご検討いただいても意味があると思います。

 

 

 

最近、お部屋に十分な広さをお持ちなのに、わざわざ「どちらにも使えない」(流行りの)LDセットをご検討されている方が少なくないので、こんなおはなしをしました。

 

「食べる」「寛ぐ」は出来れば100%機能を発揮できる家具でお願いしたいなあ、というおはなしでした。

 

2017.11.27 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

ベッドのサイズのおはなし

 

ただ今 開催中の Renewal Sale 第2弾ではベッドを特集していますので、今日はマットレスのサイズのおはなしをしたいと思います。

 

マットレスのサイズはJIS規格(日本工業規格)によって細かく定められています。

シングルとかダブルとか、マットレスにサイズがあることは皆さまよくご存じかと思いますが、JIS規格では実はそのような呼び名がありません。

代わりに幅について基準となる寸法をミリ単位で定めて、それに略号を付けています。(同時に許容される誤差も定められています)

例えば幅980mmのマットレスは略号09です。

 

しかしミリ単位の幅や略号でサイズを呼びますと非常にややこしく間違いのもとになりますので、消費者も小売店もメーカーも流通上便利な呼称として慣習的にシングル、ダブルなどの呼び名を使っています。

まとめますと下の表のようになります。

幅(mm) JIS略号 一般的な呼称
820 08
980 09 シングル
1100 11
1200 12 セミダブル
1400 13 ダブル
1520 14

(なお、長さについても同じように定められていますが、高さ(厚み)についての定めはありません。また「フレームはマットレスのサイズに準ずること」となっています)

 

一般的な呼称のシングル、セミダブル、ダブルの3サイズについては、慣習に頼ってしまってほぼ大丈夫ですが、お気を付けいただきたいのがそれ以外のサイズの部分です。

特に幅1520mmのマットレスについては、ワイドダブルと呼んだり、クィーンと呼んだり、メーカー、小売店によっても呼称が異なっています。

さらに幅1600mmを超えるサイズのマットレスも実際には存在します。

 

フレームをA店で購入して、マットレスをB店で購入する場合や、フレームはそのままでマットレスのみをお買い替えになる場合など、一般的な呼称だけでベッドをお求めになってしまうと結果的にフレームとマットレスのサイズが合わない、なんていうことになってしまうことがあり得るのですね。

 

少し状況は違いますが、私の経験で、あるお客様がご自分の使っているフレームがセミダブルだとばかり思いこんでしまってセミダブルのマットレス(幅1200mm)を購入したら、実際のフレームは1100mm(当店ではワイドシングルと呼んでいます)しかなくてマットレスがはみ出てしまった、ということがありました。

 

ということでベッドのサイズのおはなしでした。もし分からないことがありましたら、お気軽にご質問もお待ちしております。

夜も長くなってきました。よい睡眠で健康維持を。

2017.10.22 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

材料名と色名のおはなし

 

数年前からですが、依然としてウォールナット材が根強い人気です。

私の知る限りでここまで特定の家具材料がもてはやされたことも過去になかったのではないかと…

一時、タモ材がよく使われたことがあって、その頃は例えば「タモのダイニングテーブルはどれですか?」なんてご質問をよく受けました。

今は「タモ」のところが「ウォールナット」に代わっています。

タモブーム(?)のときはそうではなかったと思いますが、ウォールナットについては建築業界で床材などに好んでウォールナットが使われ始めたために、それが家具購入の段階になって同じウォールナットのご要望が多くなった、という経緯のようです。

 

ところで、今日は家具を選んだりするときに使われる「色名」について少しお話してみたいと思います。

実はこの「色名」と「材料名」とを混同してしまっているお客様が少なくありません。

上の写真は、左から「ウォールナット」という名前(種類)の木(ウォールナット材)、メープルという名前(種類)の木(メープル材)、アルダーという名前(種類)の木(アルダー材)です。

これらは全て材料名です。

では家具用語として色名を示そうとするとどうでしょうか?

実は全部「ウォールナット色」という言い方になってしまいます。(もっと大雑把な言い方で「ブラウン色」なんて言う場合もありますね)

ですので単に「ウォールナット」と言った場合、それが材料名を示すのか、色名を示すのかは定かではありません。

 

家具の価値(一つの方法として価格で表すことができるかもしれません)を大きく左右する要素の一つが材料です。

一方で、一般に着色する色によって価格が変わることはありません。

ウォールナット材のウォールナット色と、アルダー材のウォールナット色の家具では、その他の条件が等しく作られていたとすれば、ウォールナット材の家具のほうがずっと高い価格になるはずです。

 

ウォールナット材はアルダー材に比較して希少価値が高く、また家具材料としても適している(一般論です)から、このような結果になるのですが、例えばインターネット通販の商品ページに「ウォールナット」と記載があったとき、それが材料名なのか色名なのかの判断はなかなか難しいですよね。

 

ウォールナットの他に混同しやすい色名にオーク色、チェリー色、ナラ色、ケヤキ色、チーク色、アルダー色などというのもあります。

これらは例えばオーク材など全て同じ名前の材種が存在します。

その材種が本来持っている独特の色や木目、雰囲気までを織り込んで色名として使用しているのですね。

(例えばウォールナット材のナラ色というのは実際にはないのですが、話が複雑になってしまいますので、ここでは言及しないことにします)

 

ちょっとややこしい話になってしまいましたが、いずれにしても家具用語としての色名に材料名が使われることが少なくないので、混同しないように気を付けましょうというお話でした。

 

それでは最後に問題です。

下の写真のティッシュケースの材料名は何でしょうか?

こんなに白い部分(白太(しらた))が出る場合もあるんですね~

2017.9.23 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

 

 

 

 

心に訴えるもの。

 

台風18号はややスピードを上げながら17時頃に高知県に再上陸したようです。
大きな水害があったばかりの九州地方の皆様と、これから進路に当たっている地方の皆様は十分にお気を付けください。
この台風では一人の犠牲者も出さないよう、みんなで注意しましょう。

埼玉県も徐々に雨足が強くなってきました。

先日出来上がったばかりの無垢材のウッドデッキも大粒の雨に打たれています。
濡れると一気に赤味が増して、写真手前に写っている当店で売れ筋のウォールナット材のダイニングテーブルと、

その醸し出す無垢=自然の深み、温もりを競っているかのようです。

やっぱり本物っていうのは何か心に響くものがありますよね。

不思議です。

2017.9.17 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

▲ウッドデッキ/バツ材  ダイニングテーブル/ブラックウォールナット材 ど ちらも経年変化で色が抜けていきます。

学習机って…ホントに必要?

 

「勉強しないんだから机なんて要らない」

う~む…うちの子も机で勉強してるのを見たことないぞ…
っていうか、勉強というものをしていないような気さえするぞ(^^;
いや、確かにしていない!

でも小さいうちは勉強よりも外で遊ぶほうが大事だなあと思う。
健康第一。

で、もう一つ。

勉強以外で小学1年生からやっておいて欲しいこと。

それは「自分のものは自分で片付ける」「自分のものは自分で管理する」という癖をつけること。

「自分のもの」=道端で拾った綺麗な石ころ。
「自分のもの」=学校で配られたプリント。

小学1年生は、これを自分の学習机で是非やって欲しいと思うのです。
ある意味、この時期の子どもには勉強よりもずっと大切なこと。

そして、このことを4年生から始めるのとでは雲泥の差ではないかなあ、とも思うのです。

2017.9.2 インテリアコーディネーター(950487A) 小川登志洋

 


▲明るくて肌触りの滑らかなメープルの無垢材を使用したシンプルな国産デスク

What is Interior Coordinator インテリアコーディネーターとはWhat is Interior Coordinatorインテリアコーディネーターとは

インテリアコーディネーターとは、消費者が家を建てたり改築したりする際に、家具やカーテン、照明などの商品選びや住宅計画の提案を行う仕事です。お客様の要望を聞いて、インテリアや建築の知識を駆使して的確なアドバイスをする専門職なのです。 女性に人気の職業ですが、最近では男性でもインテリアコーディネーターを目指す人が増えています。
認定団体の社団法人インテリア産業協会は、住宅における住空間のトータルインテリアの普及を促進することを目的に、昭和58年6月に経済産業大臣の許可を得てインテリア産業界唯一の横断的組織として設立されました。

インテリア産業協会

コーディネート例

Our interior coordinator 当店のインテリアコーディネーターOur interior coordinator当店のインテリアコーディネーター

インテリアコーディネーター 小川登志洋

インテリアコーディネーター
小川登志洋

岩倉榮利さんと小川登志洋
(左)
家具デザイナー
岩倉榮利さん
(右)
インテリアコーディネーター
小川登志洋
(福岡県大川産業会館にて)

こんにちは!インテリアコーディネーターの小川登志洋です。ご来店、ありがとうございます。

こんな家具が欲しいなあとか、こんな部屋にしてみたいなあ、と思い描いたりするのは本当に楽しいことですよね。
でもいざ真剣に、例えばご新築をされてリビングに家具を入れたいと考えてコーディネートしようとすると、これは正に生みの苦しみ(大袈裟?^^;)だったりします。

お店で家具を見ますと、その一点一点は素敵なものばかりだと思いますが、重要なことは実は「全体としてどうか?」ということです。

床の色、壁の色、カーテンの柄、窓位置や動線との関係、そして家具同士の関係、全体の雰囲気・テイスト、住まい方との整合性などなど、とてもある一つの家具を取り上げて簡単に良し悪しを判断できるものではありません。

洋服や食べ物だったら、多少失敗してもタンスの肥やしにすれば済む(?)し、喉元過ぎればみな同じ、という言い方もできます。
しかし悪いことに、家具はそういう訳には行きません。気に入らないからと言って小さく畳んでしまってしまう訳にはいかないし、場合によってはこれから数十年、毎日目にしてつきあっていかなくてはならなのですものね。

家具選びが難しかったり、失敗してしまう原因はただ一つ、その経験の少なさからもたらされます。

悩んだら是非、ご相談してみてください。大きなヒントがきっと見つかると思います。

最後に、近頃はインターネットやカタログ通販で家具を購入することも簡単になってきていますが、できれば、当店に限らずお近くにお店がある場合は、実際に見て、また信頼の置ける店員さんに相談してご検討いただければと思います。

本来、家具は、絵を見て購入する性質のものではないと考えています。

INTERIOR GLOSSARYINTERIOR GLOSSARYインテリア用語集
(家具に関する専門用語として使用される場合の説明です)

あ

ありぐみ(蟻組み)
引出しの前板とかき板との接合の仕方(組手)の一種。ほぞの先端を広げて前板がかき板から分離するのを防ぐ。
アングルちょうばん(アングル蝶番)
広げると凹型をした蝶つがい。カップ径、カップ長、扉厚、側板厚など微妙な寸法でできているので、交換には注意が必要。
大キャスト製、鉄製のものがある。
いため(板目)
木材の中心からずれて製材されたときに現れる平行でない木目。欅材などは非常に美しい。⇔柾目
いりかわ(入り皮)
立ち木の状態で何らかの原因で樹皮に傷がつき、その傷を巻き込むように樹皮が成長したとき、製材後に現れる黒っぽい線状の傷の痕跡。
バーチ材などに顕著で趣き深い。
ウェビングテープ
椅子のクッション材の一種。伸縮性のあるテープ状で、通常は縦横に交差させた形状で用いる。
コイルばねに比較してしなやかでナチュラルな感触が得られる。
うらいた(裏板)
たんすや食器戸棚などの背面に使用されている部材。
エクステンションテーブル
伸長式テーブル。必要に応じて天板の大きさを可変できるテーブル。
エナメルとそう(エナメル塗装)
不透明顔料を使用した塗装。木目が見えず、光沢と硬度に優れている。
エフワンごうはん(F1合板)
ホルムアルデヒドの放散量が極めて少ない合板。F1は2000年より新基準となり同等級をFC0と呼ぶ。FC0の放散量は0.5mg/l以下。
エムディーエフ(MDF)
Medium Density Fiber board (中質繊維板)の略。木材の繊維と接着剤を混ぜて板状に整形した部材。加工が容易。
芯材のほか、テーブルの天板、引出しの前板などにも使われる。
オートヒンジ
扉の召し合わせに用いられる埃避け用部材は通常、向かって左側の扉に取り付けられるため、これを固定した場合は必ず向かって右扉先開けとなる。
そこで、埃避けに取り付け、ばね仕掛けによって向かって左側の扉のみを開くことが出来るように工夫された部品。
おきどこ(置床)
床の間のない和室などに、置き家具としてしつらえる床の間。
オレフィンシート
焼却しても塩素ガスを発生させないエコ材料。家具の表面材として用いられる。

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か

カウチ
足を伸ばして座れる椅子。片肘、両肘などデザインは様々。
かがみいた(鏡板)
框組みの内側にはめ込んだ板。⇒かまちぐみ(框組み)
かきいた(かき板)
引出しの側面の垂直部材。
かさぎ(笠木)
椅子の背もたれの最上部に取り付けられている横架材。
カバーリングソファ
ソファ全体、またはシート面、背もたれ面等を覆う専用の取り外し可能カバーがついたソファ。洗ったりクリーニングしたり取り替えたりすることが可能。
かまちぐみ(框組み)
角材を方形に組み、中央に鏡板を取り付けた板状の構造体。たんすや食器棚の側板、座卓の天板もこの構造のものがあるが、フラッシュ構造が一般化して現代ではあまり目にしなくなった。⇒かがみいた(鏡板)
からき(唐木)
紫檀(したん)、黒檀(こくたん)、鉄刀木(たがやさん)、花梨(かりん)といった材料の総称。いずれも熱帯産で非常に堅い。仏壇や座卓に使用される。
がわいた(側板)
たんすや食器戸棚、書棚等の側面の部材。
きくいむし(木食い虫)
木の繊維を分解して栄養とする害虫。種類が非常に多く、製材後も見つけにくいので、しばしば家具として製品化された後、被害を被る。
きどり(木取り)
一定の大きさの材料を部材として効率よく裁断すること。
きょうめんしあげ(鏡面仕上げ)
鏡のように艶を出した塗装仕上げ。ピアノ塗装。
くるまたんす(車箪笥)
車輪がついた民芸箪笥。火災が多発した江戸では、貴重品を収納しておいて火災時に箪笥ごと屋外に逃げた。
けしょうごうはん(化粧合板)
表面にプリント化粧紙や天然木を貼った合板。一般的に「合板」というと「張り物」=「安物」という意味で使われがちだが、銘木と言われる材料を突板(つきいた)にした「天然木化粧合板」もあるので、アタマに「○○化粧合板」とつけて区別されるべき。
こぐち(木口)
木材を繊維方向と直角に切ったときの断面。水分を吸収しやすく、木工用ボンドなどは効きにくい。
こば(木端)
板材、角材の繊維方向の側面。木工用ボンドは木端に効果的。

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さ

さぎょういき(作業域)
人間が特定の作業をするときに必要な動作空間。
さじゃく(差尺)
テーブルの天板面から椅子の座面までの距離。椅子の座面高さは、それ自体で成立しているのではなくて、天板高から割り出されていることに注意が必要。食事や事務仕事では26~30cmが適当といわれている。
しぜんとそう(自然塗装)
植物油を主成分とした塗装。
しにぶし(死節)
立ち木の状態で、枯れた枝の一部が木の成長と同時に幹に取り込まれていって出来た節。製材すると節が抜けて穴になることがある。
しゃく(尺)
伝統的な長さの単位。家具は建築と同様、この単位を多用する。1尺=30.3cm。6尺=1間(いっけん)=181.8cm。
しゅうせいざい(集成材)
長さ十数cm~数十cm、幅数cm、厚さ数cmの木材を板状に接着した部材でテーブルの天板等に用いられる。天然木の風合いを感じさせながら、一枚板の反りや割れといった欠点を防ぎ、強度も高く、また比較的ローコストで大きな部材として使用できる。⇒はばはぎざい(幅剥ぎ材)
しらた(白太)
木材の樹皮に近い周縁部分。中心部に比較して白みがかって見える。辺材。 ⇔赤身
しりん(支輪)
たんすや食器戸棚などの最上部に取り付けられる部材。箱全体の強度を高める上で重要。飾りを兼ねることもある。
しんざい(心材)
木材の樹心部分。周辺部に比較して赤味がかって見えることが多い。腐朽、虫害に強く有用。 =赤身 ⇔辺材
しんざい(芯材)
主にフラッシュ構造の内部に用いる骨組み。芯材の量や強度は家具全体の剛性に影響を与える。
すいつきざん(吸い付き桟)
無垢板の反りを防止するための部材。
スタッキングチェア
積み重ねが出来る椅子のこと。
スツール
背もたれのない、または背もたれが極端に小さい椅子。
スライドちょうばん(スライド兆番)
扉の傾きを調整することの出来る兆番。扉の傾きは主に家具の設置場所の不陸から生じるが、スライド兆番が付いていればこれを簡単に補正できる。
スライドレール
引出しをスムースに開閉させるための金属製レール。フルスライドタイプはいっぱいに開けても引出しが落下せず、奥のほうまで使いやすい。
スラットベース
ベッドで、マットレスの荷重を支える床板の一種。材料を数枚重ね、アーチ型にむくりをつけたスノコ状。弾性の調節機能をもつものもある。
せきそうごうはん(積層合板)
単板を積層、接着した合板。曲面をつけて椅子の座と背もたれ、肘掛部分にしばしば用いられる。強くて粘り強い。⇒たんぱん(単板)
せいた(背板)
たんすや食器戸棚などの背面に用いられる部材。
ぞうがん(象嵌)
家具の表面材を彫り込み、別の木材や貝殻、金属などで施す模様。
そこいた(底板)
引出しの底面の板。

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た

だいわ(台輪)
たんすや食器戸棚などの最下部で、接地している部分の部材。家具全体の剛性を保つ。
だぼ(太?)
①部材接合の際、双方の部材にあけられた穴に挿入する木製の丸棒。だぼの整合性やのり溜りの状態が接合強度に影響する。
②棚受け。
たまもく(玉杢)
けやき材の根元などに時々現れるこぶ状の部分を切断すると、同心円状の木目が見られる。無垢の座卓などに用いられ珍重される木目。
たんぱん(単板)
厚さ3~7mm程度の薄い木材。積層すると積層合板。⇒せきそうごうはん(積層合板)
チェスト
整理たんすや小引出しを指す。
ちょうがんもく(鳥眼杢)
鳥の目のような小さな丸い木目が密集して現れる状態。カエデ類のバーズアイメープルは非常に美しい。
ちょうばん(兆番)
扉を開閉するための部材。スライド兆番、アングル兆番、じか付け兆番など種類も素材も様々。微妙な寸法体系で製作されているのため、交換には注意が必要。
つきいた(突板)
木材を1mm~3mm程度に薄くスライス(「突く」と言う)したもの。希少な材料を手軽に楽しむため、または木目を均一化してフラットな雰囲気を出すために、基板に貼ってテーブルなどの表面として仕上げる。「貼り物」というと「粗悪品」「廉価品」という意味で使われがちだが、そのような意味の例えば「プリント化粧合板」とは明確に区別して使われるべきで、突板仕上げのものは「天然木化粧合板」とも言う。
てんいた・てんばん(天板)
①テーブルや座卓などの天面の部材。②たんすや食器棚の最上部の部材。
どうせん(動線)
人間が室内を移動するときの空間領域。家具配置では動線を十分考慮することが重要。
とこいた(床板)
ベッドでマットレスを支えるための部材。表面はベニヤ、布、すのこ状など様々。
とらふ(虎斑)
ナラやオーク材の柾目と直角方向に時々現れる虎の背中の模様のような斑。珍重される。

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な

ぬき(貫)
T字型のテーブルの脚と脚、椅子の脚と脚などに渡す横架材。
ねこあし(猫脚)
テーブルや椅子の脚先の形状の一種。猫の脚に似ていることから。
のこめ(鋸目)
鋸で引いた跡。意図的に鋸目に見せかける手法もある。
ノックダウン
組立式の意。

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は

ハイベッド
床板面が80cm~130cm程度の高い位置にあるベッドの総称。⇒ロフトベッド
パーティクルボード
木材のチップに接着剤を混ぜ、成型加工した板。狂いが少なく安価で軽いが湿気に弱い。
ハードボード
木材の繊維に接着剤を混ぜ、成型加工したもの。滑らかなので塗装してそのまま表面材として使われることもある。
ファイバーボードの一種。⇒ファイバーボード
はばはぎざい(幅剥ぎ材)
幅方向にのみ木材を接着した面積の大きな板。集成材は幅方向のみならず長さ方向にも接着したもので区別される。長い材料が必要なため、一般的に集成材より高価。⇒しゅうせいざい(集成材)
ハニカムコア
フラッシュ構造の芯に入れる強度補完のための蜂の巣状の厚紙。軽くて丈夫な板を作ることができる。
ピアノとそう(ピアノ塗装)
ラッカー塗装の一種。ピアノのような光沢が特徴。
ファイバーボード
木材の繊維に接着剤を混ぜ、成型加工したもの。家具に頻繁に使用されるのは中質のMDF。⇒エムディーエフ
フィンガージョイント
木材を繊維と直角方向に接着する方法の一つ。木口は接着剤の効果が薄いため、接着面積を大きくするために、双方の木材を互いに指を組んだ形に加工して接着する。テーブルの天板など大きな部材をローコストで生産することが可能。
フラッシュこうぞう(フラッシュ構造)
木材を枠組みして芯とし、両面を合板でサンドイッチする中空構造。片面のみに合板を接着する場合「片面フラッシュ構造」ともいう。
ふりく/ふろく(不陸)
プリントけしょうごうはん(プリント化粧合板)
プリントけしょうごうはん(プリント化粧合板)
表面に化粧紙を貼って仕上げた合板。天然木化粧合板と厳密に区別されるべき。⇒つきいた(突板)
ヘッドボード
ベッドの頭側に取り付けれられている板。現在は照明や引出し、棚としての機能も果たしているが、元来、頭が壁に接触して壁を汚してしまうのを防ぐためのもの。
ベニヤ
本来は木材を薄くスライスした単板を意味するが、これを数枚貼り合わせた合板を指すのが一般的。⇒単板
へんざい(辺材)
木材の樹皮に近い周縁部分。中心部に比較して白みがかって見えることが多い。⇔心材
ほぞぐみ(?組み)
一方の部材を凸型に、他方を凹型に加工して、二つの部材を接合する方法。三つめの部材のダボを使う構造に比較して強度が高い。
ほたて/ほうだて(帆立て/方立て)
収納家具の内部に使う縦方向の仕切り板。家具全体の剛性を補完する役割もある。
ポリウレタンとそう(ポリウレタン塗装)
密着性、耐薬品性、耐久性に優れた塗装方法。材の質感を表現するのにも適する。
ポリエステルけしょうごうはん(ポリエステル化粧合板)
表面をポリエステル系合成樹脂で化粧した合板。比較的キズに強く、色や柄も豊富なため最近ではレンジボードなどのカウンター部に多様される。
ポリエステルとそう(ポリエステル塗装)
塗膜が厚く、耐薬品性にも優れ、硬度が高いので、テーブルの天板をはじめ家具には広範に用いられる。他方、耐衝撃性には比較的弱く、特に塗膜にクラックが入ると補修が困難。また天然木の質感を出すに不向き。
ポケットコイルスプリング
樽型スプリングを圧縮した状態で一つ一つ不織布の袋にとじこめたスプリング形状。ポケットコイルを使用したマットレスでは、特定のコイルにかかる圧力や振動が他のコイルに伝達されにくい特徴がある一方、特定のコイルを酷使して寿命を短期にしてしまう難点もある。
ホルムアルデヒド
刺激臭のある無色の気体。接着剤、塗料、防腐剤等に多く含まれ、シックハウス症候群の元凶となっているため、現在では建築基準法で特に建材について使用を厳しく制限されるようになった。置き家具に関しては法的な縛りはないが、ホルムアルデヒドが空中を飛散するという性質がある以上、業界として低減、削減に努力しなければならない。

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ま

まえいた(前板)
引出しの正面の板。⇒むこういた(向板)
まくいた(幕板)
①四本脚(ときに三本脚)のテーブルの天板直下の部材で、脚と脚を繋ぐように四方(三方)に枠組みされた垂直部材。天板の強度補完の役割があるが、脚の留め付け部材の役割も兼ねることが普通。
②家具と天井との隙間を埋めるための垂直部材。フィラー。
まげき(曲木)
木材を蒸し、金型に嵌め込んで曲線を作る技法、またはその部材。
まさめ(柾目)
木材の中心を通るラインで挽かれた部材に現れる平行の木目。狂いが生じにくく一般的に板目より高価。⇔板目
みみつき(耳付き)
無垢板で樹皮近くの自然の凸凹が残っている様子。
みや(宮)
ベッドのヘッドボードについている棚。
むく(無垢)
言葉本来の意味は別にあるが、家具用語で使用される場合は厳密には一枚板のこと。しかし表面と厚み内部とが同一天然木であるという意味で集成材、幅剥ぎ材にも用いられる。時々、「ムク」という樹種の意味として使用している人もいるが、「ムク」という樹種は確かに存在するものの家具には一般的に使用されない。例えば「ケヤキの無垢」「ナラの無垢」という使い方が正確。⇒しゅうせいざい(集成材) ⇒はばはぎざい(幅剥ぎ材)
むこういた(向板)
前板の対面に位置する垂直の部材。⇒まえいた(前板)
めいぼく(銘木)
木質に優れ、木目が美しく、希少価値の高い材種。特定の樹種を指す言葉ではない。
めしあわせ(召し合わせ)
両開きの扉で、双方の扉が合わさる部分。
めんぶちざい(面縁材)
材の厚み部分の仕上げ材。単板や樹脂テープなど。
めんとり(面取り)
材の角を落とすこと。ささくれやキズ防止の他、意匠とすることもある。
もくり(木理)
木目。

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や

ユーブイ塗装(UV塗装)
塗料に紫外線を照射して塗膜を硬化させる塗装方法。耐摩耗性に優れ、艶のある仕上げとなる。

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ら

ラブソファ
二人掛けのソファ。
ルーバー
棒状の平板を一定の角度で連続的に取り付けた部材。扉の前板などに主に通気の目的で使用される。
ロフトベッド
床板面がおよそ150cmより高い位置にあるベッド。ベッド下を有効に活用できる。⇒ハイベッド

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わ

ワードローブ
服を吊るして収納できるたんす。洋服たんす。
わじみ(輪染み)
結露したコップなどを放置したためにに出来る天板上の円状の染み。無塗装や自然塗装などの場合は注意が必要だが、味わい、趣きとして捉えることもできる。わざと古く見せるため、輪染みを描く仕上げ方法もある。

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